サステナビリティ重点取り組み

サステナビリティ方針

アミタグループは「自然資本と人間関係資本の増加に資する事業のみを行う」ことを定款に掲げ、 「自然資本」、「人的資本」、「社会関係資本」という持続性を支える3つの資本の増幅に取り組んでいます。

sustainability_image001.png自然資本の増加を持続可能社会の必須条件とするアミタは、事業を通じて自然資本の保全と増加に貢献しています。その一例をご紹介します。

  • Cyano Project

    顧客企業のESG経営を支援し、事業・サービスを持続可能なビジネスモデルへ移行することで、社会全体の持続性を高める

    Cyano Project_A230.pngCyano Projectでは、持続可能なESG経営への移行戦略と新規事業創出を、サーキュラーデザイン(循環設計)の手法を用いて、立案から実行まで統合的に支援します。2022年度は大手製造メーカーを中心とした30社に提供しました。限りある資源を持続的に活用し、国が掲げる脱炭素目標や生物多様性の保全・修復に貢献する循環型の事業創出を叶える本サービスの提供は、発展すればするほど自然資本が増幅する新たな産業構造の構築に寄与します。

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  • 環境認証審査サービス

    エコラベルの認証審査を通じて、森と海の豊かな恵みを未来につなぐ

    ninsho_002.pngアミタグループは1999年に、日本初となるFSC®森林認証審査サービス(継続可能な林業とそれに基づく森林資源の審査)を開始しました。現在は水産資源(漁業・養殖業)の認証等も実施しています。違法伐採や天然資源の乱獲などによる自然資本の枯渇・劣化をおさえ、豊かな恵みを未来につなぐことは、アミタの大きな使命です。

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  • サーキュラーマテリアル(循環資源)製造

    廃棄物を「地上の資源」と捉えて循環利用
    天然資源の保全とエネルギー使用量の削減に貢献

    アミタがリサイクル資源を製造することで、地下資源の新たな採掘を抑制します。また、リサイクル資源製造工程の環境負荷にも最大限配慮しています。

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  • MEGURU STATION®

    「ごみ出し」という日常行為が資源循環につながる

    互助共助コミュニティ機能と資源循環機能を持つMEGURU STATION®は、自然資本の増幅に寄与します。

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クライメート・ポジティブに向けた取り組み

climate-P_1300.png2021年に「クライメート・ポジティブ推進委員会」を立ち上げ、2022年に自社グループの カーボンニュートラルに関する中長期目標「AMITA Climate Positive Targets」を策定しました。自社の事業活動に伴うCO2排出量の削減はもとより、事業を通じて社会全体のクライメート・ポジティブを推進します。

sustainability_image002.png経営の重点取り組みの一つに「急激な時代変化の中でも新たな価値を創出できる人財の育成」があります。失敗を恐れない挑戦思考や自発的に学ぶ向上心を育み、仲間を増やす共感力、ビジョンを形にする構想・構築力等を養うため、教育制度の充実と企業文化の醸成に取り組んでいます。


目標管理制度

「OKR」による目標管理

高い目標に挑戦することで、考課や失敗を恐れない伸びやかな成長と、挑戦思考の強化を目指します。


人財育成プログラム

本質思考を鍛える研修

「未来は待つものではなく、自ら創るもの」という認識のもと、「本当の価値とは何か?」を問い続ける人間力と利他の精神を養うため、役員から新入社員まで、全構成員に対して本質を追求する思考訓練や実践プログラムなどの研修を実施しています。


自己啓発活動助成制度

社員の自発的な学びを支援

社員の資質や能力の向上が、組織の価値創出力の向上につながるという考えのもと、社員の自己啓発活動に対して、一部費用を負担する「自己啓発活動助成制度」を実施しています。


仲間を守れる人財の育成

普通救命講習を実施

「有事に家族や仲間、地域を守れるセーフティネットを作ろう」という社員提案をもとに全社員を対象に普通救命講習を実施しています。


表彰制度

輝くスタッフ賞・MVF賞

社内外の信頼構築に貢献した社員等を、社員投票で表彰する「輝くスタッフ賞」や、失敗を恐れず挑戦し、価値創出に資する学びの資産を獲得したことを讃える「MVF(Most Valuable Failure)賞」を設けています。


従業員アンケート

経営層と従業員の意思疎通

従業員の声を経営が把握し、会社のよい点と改善点を認知して、企業のあり方と働き方を見直すことを目的としたアンケートを毎年実施しています。


週32時間就労

仕事時間を濃縮し、価値創出力を高める

「価値づくりの源泉は、業務で得られる知見・経験だけでなく、多くの人や社会との関係性で育まれる人生の中にこそある」という考えのもと、社員のより豊かな人生と企業価値向上を目指し、正社員を対象として週32時間就労に挑戦しています。

AMITAの企業文化性

社員のサステナブル化を牽引する組織づくりのもととなるアミタの企業文化性をご紹介

AMITAの裏事情

役員のマル秘話から、社員寮で起こった珍事件、アミタ伝説など、アミタの裏事情をご紹介

sustainability_image002.png持続可能社会はアミタ一社では実現できません。事業活動を通じて構築されるステークホルダーとの豊かな関係性や、そこからもたらされる良い影響を「社会関係資本」と捉え、その増加に努めています。またアミタグループは、2022年3月に「ステークホルダー経営」を宣言しました。「社会全体の利益の総和を追求する経営」の実践を目指します。

関係性の増幅に向けた取り組みの一例

全ステークホルダー

エコシステム社会構想2030

  • 2030年ビジョン「エコシステム 社会構想2030」を発表

  • 企業ミッション・経営哲学・事業戦略等を多角的に発信

株主・投資家

中期経営戦略説明会

  • 株主向け中期経営戦略説明会の開催

  • 英語版IRサイトの開設

  • 決算説明会書き起こしサービスの活用

企業

J-CEP

  • 持続可能な社会の実現を目指す企業等による、新事業共創パートナーシップ「Japan Circular Economy Partnership(通称:J-CEP)」に幹事として参加しており、加盟企業と連携し、サーキュラーエコノミーを推進

自治体・地域社会

MEGURU STATION®

  • 互助共助コミュニティ型の資源回収ステーション「MEGURU STATION®」の開発・展開

  • 社員の社会活動を支援する目的のもと創設されたソーシャルタイム休暇の活用による、事務所周辺地域におけるボランティア活動への参加等

学生

外部連携講座

  • 大学連携や中高生向けのCSR活動等、中長期の人財 育成に資する取り組みを実施

【取り組み一覧】
中高生向け体験型社会学習プログラム 「エコシステム倶楽部」
明治大学との共同講座
九州工業大学との連携講座

従業員

高度化ワーク

  • 役員対話会、AIツールを活用した高度化ワーク研修など「豊かな生き方=豊かな働き方」を実現するための施策を実施